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「少子高齢化社会」をポジティブに発想転換!浦安市公民館利用者研修会】で浦安の将来に希望が持てた!

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去る1月30日、浦安市内公民館利用団体を対象に行われた【浦安市公民館利用者研修会】に参加しました。

会場となった浦安駅前音楽ホール内のハーモニーホールは開始前からほぼ満席状態。

当代島館長のごあいさつのあと、浦安市公民館利用サークル成果発表がありました。

ステージパフォーマンスを披露してくださったのは、堀江公民館を拠点に月2回活動されている堀江太極拳のみなさん。

太極拳は現在、健康体操として男女問わず幅広い年代に親しまれていますが、元々は武術・戦闘術であったもの。

優雅な動きの中に独特なキレがあり、ひとつひとつのポーズがカッコイイ! お揃いのユニフォームも素敵です。

呼吸を整え、ゆっくりしたペースでつづけられるので、「リズムの速いダンスは苦手」という方にもオススメ。ご興味のある方は、
堀江公民館
電話:047-353-0002
メール:mailto:horie.kominkan@city.urayasu.lg.jp
に問い合わせてみてください。

東京大学大学院教育学研究科教授の牧野 篤先生による基調講演「ちいさな<社会>をたくさんつくる 〜地域づくりと公民館の役割〜」では、巷にあふれる「高齢化社会による悲観論」を払拭する、興味深い話を聴くことができました。

「若い街」と言われつづけてきた浦安にも高齢化の波が押し寄せてきています。
1980年代、浦安の中で65歳代の人が占める割合は4%ほど。それが2015年は15%を超え、20年後には25%を越えると推測されています。つまり浦安の人口のうち、4分の1が高齢者だということ!?

でも、ちょっと待ってください。40年ほど前、昭和50年代の60歳代を思い浮かべてみると…、現在の60歳代の方々は格段に若々しく感じられませんか? 見かけだけではなく、気力、体力ともに充実し、経験によって蓄えてきた知識や知恵もある。さらに、かつての職場から一線を退いているとなれば、時間的余裕もあるわけです。

そうした、高齢者と呼ぶには憚られる、とてもお元気な60歳代以上の方々と、衣食住は足りているものの、なんとなく「寂しそう」だったり、「元気がない」地域の子どもたちとの交流をはかったら…。そのような取り組みが浦安近隣の都市でも実行されているのだとか。

おじいちゃん・おばあちゃん世代は近隣に新しい孫ができたようで元気になる。子どもたちは忙しい親に代わって気にかけてくれる人ができて嬉しい。余裕のない親世代はこの街でなら安心して子どもを産み、育てられると実感できる…。そんな素敵な“ミラクル”が次々生まれているというではありませんか!

医学の進歩で人類は“長寿”を得ることができました。戦国時代には「人生50年」と言われていましたが、今の10歳の子どもたちの平均寿命は107歳にもなるとのこと。なんと倍ですよ!倍! 人生100年と考えたら、65歳はお年寄りどころか、まだまだ現役。外見も若々しく、気力、体力も充実している上、重ねられた経験や蓄積された知恵から若い世代をリードし、サポートできるであろうことは想像にかたくありません。

そして、多ジャンル団体がその活動拠点とし、地域に根ざした浦安の公民館は、血縁のない多世代交流をつなぎ、深めていく場所として最適なのだそうです。

あなたの街の身近な公民館。どんどん活用しましょう。あなたの生活をバージョンアップする、すばらしい出会いがきっと沢山ありますよ。

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