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【経験、技術、世代を超えてともに奏でる 】浦安音楽ホールで実現!弦楽四重奏のプロフェッショナルと青少年の夢の共演

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常設の弦楽四重奏団として日本で年間70回以上もの公演を行い、海外における演奏会でも絶賛を博する「クァルテット・エクセルシオ」さん。

 
一方、結成から2年半足らずの、浦安に在住在学の10歳(小学4年生)から22歳の青少年による「浦安ユースオーケストラ」の団員。

音楽的な経験や技術、世代の異なるふたつの団が、2017年の12月、浦安音楽ホールにて夢の共演を果たしました!


君もエク(=クァルテット・エクセルシオ)のメンバーになろう」…こう名付けられた今回の企画は、浦安音楽ホールが掲げる「浦安レジデンス・プロジェクト」のひとつです。“レジデンス”はもともと「住居」の意ですが、こと芸術の世界では、優れたアーティストが地域に滞在しながら現地の人々と交流を図り、芸術に対する感性や認識を互いに高めあうことを指します。

地域の人々に本物の音楽を」というコンセプトのもとに立ち上がったこの浦安音楽ホールのプロジェクトに、「音楽の良さをより多くの人たちに届けたい」と活動の場を教育施設や福祉施設などに広げるクァルテット・エクセルシオさんが招かれ、そこに浦安ユースオーケストラの団員が参加する形となったのです。

リハーサルを重ね、団員たちはエクさんからさまざまな音楽的な刺激を受け、次第に打ち解けあい、感動のフィナーレを迎えました。

エクさんと弦楽器団員の、リハーサル初日の様子…

初の顔合わせとなったこの日。「とにかく楽しんでほしい」そう語るエクさんの笑顔で団員たちの緊張がほぐれていきます。
   

エクさんと管楽器団員のリハーサル


チェロの大友肇さんが、音楽の大きな流れを大切に、と団員に伝えます。
 
第一バイオリンの西野ゆかさん、ビオラの吉田有紀子さんが団員にアドバイスします。エクさんの音楽的なアドバイスはとてもきめ細やかで、その表現力はこちらの想像をはるかに超えています!


第二バイオリンの山田百子さんがフルートの団員にアドバイスします。まだちょっと緊張しているようですね!

エクさんと弦楽器団員、リハーサル最終日!


第一バイオリン、西野ゆかさんの的確なアドバイスをうけ、音を合わせます。少しずつ、団員の表現力が上がっていきます。


音楽は文章であり、そこには物語がある。そう教えてくれたチェロの大友肇さん。


笑顔で丁寧に指導してくれる吉田有紀子さん。


第一バイオリンの西野ゆかさん、第二バイオリンの山田百子さんと団員。山田百子さんが北海道公演の素敵なお話をしてくれました!

楽しい時間はあっという間に過ぎていきます。

リハーサルの最終日、最後の音合わせです。


「お疲れさまでした。ではまた本番で!」

12月、管楽器団員、弦楽器団員がそれぞれに本番を迎えました

・12月2日に行われた、エクさんと、フルート、オーボエの団員によるロビーコンサートの様子です。

  
管楽器と弦の美しいハーモニーがロビーに響きます。地域の人にとっても、気軽に本物の音楽を楽しむことのできる、ステキな機会となりました。


演奏を終えて、エクさんと団員が握手を交わします。「お疲れさまでした!また一緒にやりましょうね!」


ステキな笑顔で幕を閉じました!

・こちらは12月16日に行われた、エクさんと弦楽器団員によるコンサート(写真はリハーサル)です。

エクさんのコンサートの本番前に、エクさんと浦安ユースオーケストラ団員がともに音楽を奏でました。緊張しながらも、練習の成果をたくさんのお客様にお届けすることができました。


「ありがとうございました!」。演奏を終え、団員がエクさんに花束を渡します。みんなでにっこり!「私がお花を渡したい~!」そんな声も聞かれました。

音を楽しむ、と書いて「音楽」。今回の取材ではその意味を改めて考えさせられ、また、音楽が生む交流のやさしさに心が温かくなりました。今回の体験で浦安ユースオーケストラの団員たちが得たものは大きかったようです。温かい指導をしてくださったクァルテット・エクセルシオさんをはじめ、今回の素晴らしい企画をしていただいた浦安音楽ホールのスタッフの方々、団員を陰で支えたユースオーケストラ事務局の方々、すべての力がひとつになった結果でした。

今後も素晴らしい音楽が、演奏する側、聴く側にとって、より身近で楽しいものであってほしいと願わずにいられません。

最後に、エクさんにお伺いしました!


気さくでお茶目なエクさん!

・これからの浦安音楽ホールでの活動予定や展望を教えてください!
2018年9月15日「弦楽四重奏の旅」というシリーズ6回目を、浦安音楽ホールで行います。このシリーズは、クァルテットを聴いたことのない方、オーケストラを聴かれる方にもご興味を持っていただけるよう弦楽四重奏の名曲をお届けしております。以前は都内のホールで行なっていましたが、浦安音楽ホールで新たな旅のスタートとなります。浦安音楽ホールで、地元の方々と一緒に何かできると良いですね。それをきっかけにホールをより身近に感じていただき、演奏会に気軽に足を運んでくださる方が増えると嬉しいです。

・ユース団員にメッセージをお願いします!
先日のコンサート、お疲れさまでした! 皆さんの演奏に感動しました。学生のうちに吸収できることがたくさんあると思いますので、いろいろな作品にチャレンジして、楽しく続けてくださいね! また会える日を楽しみにしています!

・エクさんにとって音楽とは何ですか?壮大な質問でスイマセン!

本当に壮大な質問で困ってしまいますが…(笑) 音楽は人生に欠かせないもの。エクにとって音楽は仕事でもあるので、時には大変なこともありますが、音楽は心を癒したり、元気にする力があるので、日々の生活にとても大切だと思っています。

クァルテット・エクセルシオの皆さん、浦安音楽ホールの皆さん、そして、浦安ユースオーケストラの団員さんたち、これからも応援しています! ありがとうございました!

今回の密着取材の様子は、浦安ユースオーケストラのブログで詳しく紹介されています。ぜひ、ご覧ください! 
リンク:浦安ユースオーケストラ ブログ
浦安ユースオーケストラとは…2016年7月に、浦安市と浦安シティオーケストラとの協働事業として発足。浦安に在住在学の10歳(小学4年生)から22歳の青少年によるオーケストラです。「浦安の子どもたちにオーケストラを!」という思いから生まれた浦安ユースオーケストラは発足当初から弦楽器初心者にも広くその門戸を開き、発足以来、毎週日曜日に美浜中学校武道場にて練習を行っています。一流トレーナーの指導による充実した音楽環境の中、団員たちは毎年3月に浦安文化会館で行われる発表会に向け、頑張っています。(現在も団員募集中です。詳しくは浦安ユースオーケストラのブログにアクセスしてください!)

リンク:クァルテット・エクセルシオさんのホームページFacebookはこちらです
リンク:浦安音楽ホールのホームページはこちらです。さまざまな企画で私たちを楽しませてくれます!

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