市民による浦安の地域情報総合サイト

浦安ってこんな街!

真面目に作られた絶品親子丼と、丁寧に作られた一品料理を楽しめるお店。【美味しい料理に想いをこめて…『壺壺』】

やなぎ通りと大三角線が交わる交差点を行徳方面に歩いて、猫実川を渡ってすぐ右手に見えてくるのが「壺壺」。小さなお店で通り過ぎてしまいそうになりますが、実はこのお店、言わずと知れた名店なのです。

お二人の優しい笑顔に、ほっと心も安らぎます。お話上手なご主人と、聞き上手な奥さんが切り盛りする素敵なお店です。

 お店に入ると「いらっしゃい」と優しく声をかけてくれた女将さん。「今日は寒かったでしょう」とあったか~いお茶を出してくれて、なんだか実家に帰ってきたような安心感を覚えます。メニューに目を通すと、そこには旬の食材を使った一品料理がずらり。身欠きニシンの煮物、イカ刺し、天然マグロやタイのお刺身、ポテトサラダ…。どれもこれも美味しそうで迷ってしまい、最初のオーダーに時間がかかってしまいそうです。「最近仕入れたんだけどこの『赤カブ漬け』、美味しいからオススメだよ! 山形の農家のおばあちゃんが手作りしているんだけど、無添加無着色でこの色!綺麗でしょう」ご主人のお勧めもあって、一品目は赤カブ漬けをいただきました。すごく綺麗なピンク色…。カブっと噛んだらとってもみずみずしく、しっかりと漬かっているので、これはお酒が進んでしまいそうです。

おいしい赤カブ漬け 400 円

「私も、こういうツマミを肴に一杯呑むのが大好きなんですよ」そう言いながら、これもお勧めだよと出してくれた「野菜のマリネ」も、調度良い漬かり具合がさっぱりとしてい美味しい! こちらは自家製、漬けダレはイチから手作りしているそうです。丁寧な作業で作られたお料理はどれも繊細で、例えばイカ刺しは、そんなに細かく?と思うほどきめ細かく隠し包丁を入れていきます。「こうすると、食べたときにトロッとするんです。せっかくの美味しい素材、一番美味しい方法で食べていただきたくて…。その為には手間は惜しみませんよ」舌の上でトロッととろけ、口いっぱいにイカの甘みが広がる…壺壺のイカ刺しにはファンが多いのも納得です。

 お店に漂う出汁のいい香りにそそられていただいた「大根と牛すじのおでん風」も、寒い冬にぴったりの逸品でした。芯までしっかりと出汁のしみこんだ大根はお箸で切れるほどやわらかく、でもほどよい歯ごたえはちゃん残っているから不思議…。ほふほふっと一口ほお張れば、幸せな気持ちでいっぱいになります。どれくらい煮込んでいるのかお伺いをすると、なんと2~3日もかけて作られているそう。手間がかかっているんですね…と感心していると「お店を開いて、初めて『手作りとは手間がかかる』と実感しました。でもね、それでいいんです。そうじゃないといけないんです。ちゃんとしたプロセスを踏まないと美味しいものは提供できないから。それだけのことを私はしているだけですよ」とご主人。手間を惜しまず妥協をしない、ご主人の真面目な人柄がこの一皿にあらわれているように思いました。

大根と牛すじおでん風 550 円 出汁をたっぷりしみこませた、トロトロの大根 がたまりません!コラーゲンたっぷりのおつゆは女性にも嬉しい。

 そんな壺壺のご主人、実は色んな経歴をお持ちの方。和食を中心とした板前経験はもちろん、その前は広告代理店や高級和家具店で働いていたこともあるのだそう。とにかく食に関する知識が豊富で、お話を聞いてるだけで自分まで詳しくなった気分になります。 一品料理はもちろんですが、壺壺の名品「親子丼」も忘れてはいけません!ふわふわ、とろとろの卵の中に軽く炙られたこだわりの鶏肉がゴロゴロ…。どんなにお腹がいっぱいでもするすると入ってしまう不思議な丼は、これを目当てにわざわざ都内から足しげく通う方もいるほど人気! 「最初は親子丼だけで…と思っていましたが、お客さんとお話をする中で色んなリクエストをいただいて。気付いたら一品料理の数が増えていました。これからも、会話を楽しみながら美味しいものを提供したいです」。

親子丼 750 円

 ご主人や奥さんとの楽しい会話もまた、壺壺での楽しみの一つです。『美味しいものを食べてほしい』お二人の想いがこめられた心温まる壺壺は、これからもずっと通い続けたいお店でした。

親子丼 壺壺 つぼつぼ…浦安市北栄4-24-17 047-354-2431
18:00 ~ 22:00 お昼は土日限定12:00 ~ 14:30 月曜定休

 

※この記事は、フリーペーパー「浦安に住みたい!」1・2月号に掲載された内容です。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローして最新情報を入手しよう

関連記事

ページ上部へ戻る