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浦安ってこんな街!

モノ、ひとつひとつにこめられた想いを『言葉』を通じて直接伝えてくれる場所。【『これ、好き!』をこめて…「URAYASUmarkets」】

 やなぎ通りから一本入った、レンガの敷かれたくねくね道を歩いていると現れるお店『URAYASUmarkets』。心が高鳴る可愛い蝶ネクタイ、他では見たことがないような雑貨に、でかでかとURAYASU CITY と書かれたパーカー?!…と、個性的で魅力あふれる商品がずらりと並んでいます。

  
 『いいでしょ~、手にとってもいいんだよ~、ほらほら~』と、なんだか彼ら(商品たち)に話しかけられたような気がして、目にとまった銀色のバケツを手にとって見ていると「これ、私も自宅でずっと使っているバケツなんです。いいなーって思って調べてみたら、原木中山で作られていたんですよ。え!そんな近くで?!って驚きませんか」。そう笑顔で話しかけてくれた女性がURAYASUmarkets を切り盛りする市川さん。「浦安や市川を中心に、千葉に関わるモノを集めたお土産屋さんなんです」と、お店について教えてくれました。お話を伺っていくと、お店に並んでいるものは全て、市川さん自身が使ったり食べたりして『これ、好き!』と思ったものだというから驚きです。全部体験しているなんて!と感心していたら、それが一番大切なことだから…と市川さん。「お客さんに、作り手のことや作られている地域など、自分が好きな理由をお伝えすると面白がってもらえますし、モノとの距離が縮まると思うんです」。実際の使い心地を聞けば、そのモノの良さへの説得力がある。作り手さんのことを知れば、モノへの愛着がいっそう深まる。伝えられる言葉がどれも素敵だから、すっかりファンになってしまい『市川さんが売っているものだから買いたい!』というお客さんが多いというのも、納得です。

お店のドアからひょっこり顔を出してくださったのが、URAYASUmarkets を切り盛りする市川さん。笑顔が素敵な、おちゃめでかわいらしい方です。

 「『好き、良い』って想いを伝えるのは清々しいです。ただ、それを文章にしようとすると難しい。ありきたりな言葉を並べても届かないような気がして、個性的な表現やカッコイイ言い回しを捜し言葉を綴ることに、ストレスを感じるようになっていたんです」。実は市川さんはフリーペーパー『地図とペン』の作成者という顔もお持ちの方。素敵なフリーペーパーで、私も発行を楽しみにしていた≪地図ペンファン≫の一人でした。今まで紙を通じて伝えていたことを、もっと自分らしい形で伝える方法がきっとあるはずだ!文章の枠を飛び出して行き着いたのが、URAYASUmarkets という新しい表現方法でした。あふれ出る『好き』という気持ちは、飾らない市川さんの『言葉』となり、直接お客さんに伝えられています。

お店に並ぶケーキやパンはコーヒーと一緒にイートインもOK。日替わりで『バナナケーキ 350 円』や、浦安・市川のパン屋さんからパンが届きます。コーヒー豆はゆうかcoffee さんによる「三番瀬ブレンド」を使用。

抹茶と黒豆のケーキ 1,500 円+ 税 MEINA さんが作るパウンドケーキシリーズ。抹茶と黒豆を使った和テイストなケーキです。お年賀や、ちょっとしたお土産にもオススメ。

 「私、こんなに人と楽しくお話できるとは思わなかった!」オープンから今までを振り返っていただきました。「お店をはじめることに、おこがましさも感じて迷いや躊躇もありました。ですが、フリーペーパー製作を通じ出会った方々が背中を押してくださったんです。新しく浦安名物を作りたいと相談すれば、楽しんで試作してくれる飲食の店主たち。快くオリジナル作品をつくってくださる憧れの作家さんたち。このお店を施工してくれたのも、以前取材で出会った方なんです。『モノは人』だとつくづく思います。尊敬する人の手から生まれたモノだから誰かに伝えたい。伝えていこうと思っています」。

市川さんが手がけた、浦安や市川のショップカード。お店が落ち着いたら、持ち前のデザイン力を活かしたカード、ポストカード等のデザインのお仕事も始めたいとのこと。

 最後に、URAYASUmarkets の未来予想図をお伺いしました。「いつ来ても、何か持ち帰っていただける場所にしたいです。それは買いものに限らず、お腹が空いてる人には自分が通う美味しいお店をご案内して、手土産を探している人には手軽に買えて贈れる地元の「お土産もの」をご紹介する。浦安や市川のマップ、ショップカードもたくさん置いて、クイックで便利な街の案内所みたいにしていきたいです」。お店の名前がmarkets と複数形なのも、『いろんなお店の集合体』という意味がこめられているそう。この街の素敵なものが、もっともっと集まってくる…!そんなお話を聞いて、ワクワクせずにはいられませんでした。

 同じことをしようとしても絶対にマネは出来ない、URAYASUmarkets は市川さんにしか出来ないモノの表現方法だと思いました。どの商品もキラキラ輝いていて、思わず手にとってしまう魅力にあふれているのは、『伝えたい、知って欲しい』という真摯な想いがこめられているからなのかもしれません。市川さんの『これ、好き!』がいっぱいつまった、これからも通い続けたい場所でした。


URAYASUmarkets ウラヤスマーケッツ…浦安市北栄3-3-16 047-329-2430
木金11:00 ~ 20:00、土日10:00 ~ 18:00 月火水休
※臨時休業はInstagramでお知らせしています。

 

※この内容は、フリーペーパー「浦安に住みたい!」1・2月号に掲載された内容です。

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