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浦高生の『よさこいソーラン発表会』を観に行ってきたら、なんとも胸が熱くなりました。

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11月17日(金)、浦安市文化会館大ホールにて開催された、浦安高校の第13回『よさこいソーラン発表会』。浦安高校の行事で最も盛り上がるとウワサのこの発表会、行く前の期待を2重3重に上回ってくれた、素晴らしい発表会でした! この感動と興奮は、この記事ではきっと10分の1も伝わらないと思うのですが…筆舌を尽くしてレポートをしてみたいと思います。

文化ホールに入ると、リハーサル中の掛け声が鳴り響く!

 
入口で受付を済ませていると、リハーサルをしているクラスに遭遇。まず掛け声の大きさに度肝を抜かれます。

大ホールの会場は、ほぼ満席! 前側は生徒さん、後ろ側は保護者席になっていて、立ち見の方もたくさんいらっしゃいました。

まずは生徒会長の挨拶から。

1年生は全クラス共通で『南中ソーラン』を踊ります。2・3年生は自ら振り付けを考えた創作ソーランを披露。中には夏休みから振り付けを考え始めたクラスもあるのだとか…。

そして、これらのクラスの演技を評価するのは、先生や保護者など16名の審査員。25点満点で評価し、最も点数の高かったチームから最優秀賞・優秀賞、そして学年ごとの学年賞が選ばれます。

1年生の最初のクラスから、もう涙腺が崩壊しそうに…。

トップバッターは1年F組。クラス代表の「構え!」の掛け声で、全員が息の合った演技を見せます。クラス全員で踊るというと、やる気のない人がいたり上手に踊れない人がいてもおかしくないのに、みんなバリバリ踊っている…! す、すごい!!
 
最後の決めポーズが終わると、なんだか目頭が熱くなってきます。

次のクラスも、曲目は同じく『南中ソーラン』。ですが、陣形や演技の分け方(後列が踊り、次に前列が踊る、というような…)が異なるので、全然違う演技に見えます。陣形に特徴のあるクラスあり、掛け声に特徴のあるクラスあり…
 
中でも、1年D組の演技は「波っぽさ」を感じました。個性があってなかなか好きでした!

迫力もスピードも、2年生になると一段上でした!

2年生から始まる『創作ソーラン』は、振り付けに注目です。まずは2年E組。
 
開始早々、声の大きさと迫力に、グッと心をつかまれました。これは1年生と全然違う…! 男女でパートが分かれていて、力強い男子の踊りと、しなやかな女子の踊りのどちらの良さも引き立っていました。途中、「出澤先生ありがとうっ!」と掛け声が入ったのも印象的でした!

創作ソーランだけあって、ソーラン節らしからぬサイバーな音楽や、ポップなダンスが入ることもしばしば。どのクラスも自由にやりたいことを取り入れていて、次のクラスはどんな踊りなんだろう!?と楽しみになります。
 

2年生のトリを飾ったD組は、重厚なソーラン節のイメージを一掃する明るい曲調からの入り。女の子の踊りがとっても可愛かったです。組体操のような動きが入ったり、バク宙があったりと、会場も大いに沸いていました!
 

3年生からは尋常ならざる気合がビシビシ伝わってくる。熱気もすごい!

ここで休憩を挟みます。審査員の先生に、2年生すごいですね!とお伺いしてみたところ「でも、3年生はまた全然違いますから!」とのこと…これよりすごいってどんな感じだろう!? 期待が高まります。

休憩が終わり、いよいよ3年生の演技! 最初はA組です。

声は大きいのはもちろん、出し方が違うのか、爆発するようなエネルギーを感じます。そして、踊りが大きい。キレ・スピードはもちろんですが、その踊りの大きさは、舞台が狭く見えるほど。確かに全然違う…!

激しいリズムからゆったりとした曲調に変わると、それに合わせて踊りも会場の雰囲気もしっとりと変化します。最後の決めポーズでは鳥肌が立ちました。さすが3年生!

続いてB組。このクラスの踊りは格好良かった! 練習量を感じました。このあたりから会場の熱気がすごいことになってきます。暑くて上着を脱ぎました。

D組は、歌を歌いながら登場。掛け声だけじゃなくて歌もアリなんですね! さすが創作ソーラン…踊りの力強さから、気合がビシビシ伝わってきます。

F組は会場も巻き込んでの手拍子から! こうして観客を巻き込むスタイルは盛り上がりますね。クラスTシャツで演技するクラスが多い中、お揃いの衣装が目を引きました。
 

C組は、クラス全員の息の合った陣形が特徴的。誰か一人くらい乱しちゃう子がいてもおかしくなさそうなのに、そういう場面は本当に一度もないんですよね…。

そして最後のE組! 長いようで短かった18クラスの発表もついにラスト。キレのある、大きな踊りに酔いしれました。お疲れさまでした!

そして、ドキドキの成績発表。

演技を終えた後は、成績発表です。まずは審査委員長であり、浦高卒業生でもあり、今でもよさこいソーランを踊っているという奥山さんから講評です。

「近年稀に見る、非常にハイレベルな戦いでした。去年の2年生はすごかったので、今年3年生になってどんな演技を見せてくれるのかと楽しみにしていたのですが、期待以上。採点をしていて、今まで満点をつけたことはないのですが、今年は3年生で3クラス満点が出ました」。すごい!! そんな発表会を見れて良かったです…!

そして成績発表。1年生の学年賞はB組とD組、2年生はD組、3年生はE組です。そして優秀賞は3年F組、最優秀賞は…3年D組!!

D組の席から歓声が上がります。

続いて表彰式、

若菜校長からの講評があり、

最後には、最優秀賞に輝いた3年D組のアンコール演技。緊張感から解放されたからか、先ほどよりも伸びやかな気がしました。演技が終わると泣いている子も…。
 

高校生のパワーみなぎる『よさこいソーラン』。その真剣さ、力強さ、みんなで一つのものを作り上げるのだという気合…なんだか忘れていた良いものを見せてもらった気がします。思っていた以上に、心が揺さぶられました。毎年行われているイベントですので、まだ見たことがないという方、ぜひ来年は足を運んでみてください!

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