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【MADE in Urayasu】小さなビーズを敷き詰めて… 。精巧に作られたビーズジュエリーは、身につけられるアート作品。

その精巧さに「どうやって作っているんだろう」と思わず興味をそそられてしまう。小さなビーズの集合で美しい世界を創りだす作家さん、玉井章子さんのご紹介です。

 玉井さんとビーズの出会いは、大学卒業後。東京の大学で建築を学んだ後、再度アートの勉強をするために生まれでもある岐阜に戻ったものの進路を決めかねている時に、作品作りが始まりました。「手でものを作るのは昔から好きでした。近所の手芸屋さんでふとビーズに手が伸び、何となく作り始めました」。最初はシンプルな輪っか状のものから始まり、どんどんビーズの世界にはまっていった玉井さん。再び東京に戻ってきてからは、ますます作品作りに没頭していったそう。「東京はビーズの種類が豊富で! スワロフスキーとかキラキラしたビーズとか…使ってみたこともあったんですけど、自分の作りたいものを思考錯誤しているうちに、今のビーズに落ち着いていました」 。

刺繍とビーズを組み合わせたピアスとブローチ。糸の温もりを感じられて、これからの季節にぴったり!

モチーフのほとんどが、○や□、△等の幾何学模様。その理由をお伺いすると「うーん、キレイだと思うから」と玉井さん。建築学科出身というのも納得の、隙間無く美しく配置されたビーズはいつまででも見ていられそう。

 玉井さんの作品は、主に2種類のビーズから作られています。同じビーズでも大きさや形が微妙に違い、作りたい形に合わせて一つ一つ選り分けて糸をさしていくのだというから、その作業の細かさは想像以上。「私、ぎゅっと空間を埋めるのが好きみたいなんです。作品も埋まっているものが多くないですか?」確かに! 空間がキレイに埋められています。ビーズ自体はとてもシンプルなのに、玉井さんが手がけることによって無限大に顔を変える…。精巧で美しくて、綿密な設計図を事前に作られているのかなと思い、お伺いすると「設計図を事前に作る事はほとんどないんですよね」。え! 設計図がない? 「こんな形を作ろうって頭の中で想い描いてから、まずはどんどんつないでいきます。気に入らなかったらやり直したり。刺繍に関しては下絵なしで刺していくので、この五角形のピアス(右上写真)も左右で形が違うけど、それがまた良い…! みたいな」。納得のいった作品は縫い方・ビーズの数をメモして、玉井さんの『設計メモ』に大切にコレクトされていくそう。「作る過程でどんどん良いものが生まれると思うんです。だから私の場合、設計図は後から出来ていくんです」。

日の光が優しく差し込む窓際に、玉井さんの作業台があります。はにかむ笑顔が素敵な玉井さん、実直な人柄にも惹かれ玉井さん自身のファンになってしまいました。

 身に着けるものだから少しでも丈夫に…と、糸に蝋をぬってアイロンをかけるヒト手間を惜しまないのも、玉井さんの実直な人柄の表れ。丁寧に糸処理をされた作品は、身につけるアートといってもいいほど美しいです。最後に、玉井さんにとっての『もの作り』とは…? 「日常であって、自分らしくいられる一番落ち着く場所です。他の素材も気になるけど、きっとこの先もずーっとビーズを続けるんだろうな」。

 手にとってじっくりと見てほしい、素敵な作品でした。

作品を見たい、購入したい。→HP記載の取扱店へお問い合わせください。
https://www.enocoro.com/beads/
https://www.instagram.com/akiko.tamai_beads/

*展示会のお知らせ*
11/11(sat)~15(wed) 2人展『みずたまり』を開催。
MAREBITO…東京都中央区新川1-3-23-2B

※この記事は、フリーペーパー「浦安に住みたい!」11・12月号に掲載された内容です。

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