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イトーヨーカドー閉店まであと1ヶ月 惜しむ市民の声をよそに

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5月28日の閉店まであと1ヶ月を切ったイトーヨーカドー新浦安店。4月29日(土)の午後、いつものように買い物に訪れると、閉店セールが行われていました。


入り口にはあともうすぐ閉店であることが書かれたお知らせが。店内は、品揃えも、レイアウトも変わり、商品売り尽くしセールが行われていました。もちろん、イトーヨーカドーの中に入っている専門店も閉店するため、各専門店でも閉店前のセールが行われていました。1階の食品売り場の前では、カバンの売り尽くしセールが。各種ブランド品が、格安で陳列されており、店員さんが声を張り上げていました。

 
土日祝日は家族連れの多いイトーヨーカドー。この日も、いつものように家族連れでショッピングを楽しむ姿が見られました。土曜日の昼間の外の駐車場はいっぱい。新浦安店の需要は、まだまだあることを改めて実感します。

閉店前に注目したいのは、1階にある、お客様からの声。社員の方からのビデオメッセージの横には、お客様から寄せられたメッセージが壁に張り出されています。お客様からのほとんどのメッセージは、ヨーカドーの閉店を惜しむものでした。

「さみしい」「これからどこで買い物をすればいいの」「これまで本当にありがとう」など、閉店を惜しむ声や、これから一体どこで買い物をすればいいのか、という不安が多く寄せられていました。中には、「好きな人のために服を買いにきた場所でした。今はその人と結婚し、子供と一緒に買い物に来ている場所」「子供が生まれてから、ずっとここに買い物に来ていた思い出の場所」「学校の文化祭のためにいつも買い物に来ていた」「習い事のために毎週通っていた」などの声もありました。多くの人々にとって、イトーヨーカドーは単なる買い物のための場所ではなく、日常に欠かせない存在、人生を共に歩んできた、価値ある空間であったことが伺えます。

16年間、地域に根ざし、地域の人々に愛されて来たイトーヨーカドー。なくなっては困る、という市民の声が大きいにも関わらず、このように閉店してしまうのはとても残念で仕方ありません。寄せられた声にもあるように、これから一体どこで買い物すれば良いのか、という買い物難民の声にも、答えが見つかりません。

「私が浦安に引っ越して来てから13年。食品や日常品など、全ての買い物をここで済ませる空間はここしかなかた。これからはどこに買い物に行けばいいのか。本当に困っているし、ショックでこれ以上言葉にならない」お客様の声、のコーナーの前にいた浦安在住の主婦の方は、涙ぐみながらおっしゃっていました。

私も、皆の声を読んでいると涙が出て来てしまいました。
閉店は5月28日。最後に、これまでの感謝を伝えるために、足を運ぶ人も多そうです。




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