今シーズンのJFLが開幕しました！ シーズン開幕は3月5日(日)、アウェイで大分に1-1と引き分けたブリオベッカ浦安。3月12日(日)のホーム開幕戦は、昨年9位のMIOびわこ滋賀を迎えての一戦。場所は柏の葉総合競技場です。JFL2年目、選手達はどんなプレーを見せてくれるのでしょうか…？

日陰はちょっと肌寒いながらも、暖かな春の陽射しを感じるこの日。

オフィシャルグッズの販売を発見！ 今年はタオルマフラーをGETできました☆
 

今期はほぼ半数の選手が入れ替わり、13名が新加入選手。

今日のスターティングメンバーの中には、センターバックの20番・篠原選手と、左サイドバックの26番・金井選手の二人の新加入選手が名を連ねています。昨シーズン、主力として活躍していた竹中選手や村田選手が退団し、今年の戦いはどうなるのだろう…。期待と不安が入り混じります。

谷口代表からのご挨拶。

「サッカーはテレビで観るよりも、球場で観て、選手達と一緒に喜んだり悲しんだりするのが、一番面白いんです！」という言葉に、その通り！と大きく頷きます。サッカーでも野球でも相撲でも、スポーツは生で観戦するのが一番ですよね！

いざ、試合開始！

昨シーズン数多くの得点を挙げていた竹中選手に代わって、フォワードのポジションに入ったのは24番・南部選手。

5日の開幕戦では今シーズンのチーム初ゴールを挙げました！ 昨年、フリーペーパー「浦安に住みたい！」でも取材をさせていただいたのですが（過去記事：【ブリオベッカ浦安】チームが勢いづく！勝利の鍵は｢若い力｣!!）、なんだか昨年より輝いているというか、動きがとっても良いというか…すごくカッコイイ！！
 
何度もチャンスが訪れるものの、なかなかゴールに結びつかないのがもどかしい…。観客席と一緒に「ああ～っ！」と思わずため息が漏れます。

そして、いつもコーナーキックやフリーキックを蹴っていた村田選手に代わって、新加入の26番・金井選手がセットプレーを任されていました。フリーキックも惜しかった…！ 

点が取れそうで取れない前半は、0-0で折り返し。

ハーフタイムには、ブリオベッカ浦安U13の千葉県2部リーグ優勝・1部リーグ昇格の報告が行われました。みんな13歳以下…！ 
 
「いつもごはんを作ってくれてありがとう」…なんて、全然関係ない私ですが目頭が熱くなります。こんな大きなステージでマイクを持って発表するキャプテン、すごいです！ 終了後は緊張もほぐれたようで、笑顔が見えました。

そして後半。
前半とは違い、自陣でのプレーが多くなります。なんだか嫌な展開だなぁ…と思っていたら、PKを取られ、失点。先制されてしまいます。

このままでは終われません！ 果敢に相手ゴールに攻め込む選手たち。そんな中、6番・坂谷選手がドリブルからゴール前に持ち込み、シュート！
 
この一連のプレー、展開が速くてあれよあれよという間にゴールが決まっていました。同点に追いつきます！

この後は、熱を感じるとても面白い展開でした！ ついゲームに見入ってしまって、シャッターチャンスを逃してしまいそうになったこともしばしば…。どちらのチームも「勝ちたい！勝つんだ！！」という気迫のこもったプレーで、譲りません。

アディショナルタイムに突入し、このまま同点か？と思った直後の出来事でした。一瞬の隙を突かれ、ボールがブリオベッカゴールに吸い込まれていきます。その直後に無情な試合終了のホイッスル…

喚起するMIOびわこの選手たちと、ピッチにうなだれてなかなか動けないブリオベッカの選手たち。観ている私たちも、何が起きたのかイマイチ理解ができないまま、整列と挨拶が行われます。

選手と直に話ができる、恒例のお見送りの場。

でも今日は、選手に何と言葉をかけたら良いか、わからなかったサポーターも多かったのではないでしょうか。試合が面白かっただけに、最後の最後の失点が悔やまれます。あるいはチャンスのたくさんあった前半に1点でも取れていれば…などと思ってしまいます。

たらればは通じない、勝負の世界。そこには予定通りの感動があるわけではありません。だからこそ、選手・コーチ・スタッフ・そしてサポーターが一体になって、1点に沸き、1点に泣き、声を枯らして共に戦うという球場での体験は、何物にも換えがたいのです。

時節は今週末の18日(土)、柏の葉総合競技場にてラインメール青森戦が組まれています。負けてガッカリした分、次の勝利は格別の味がするでしょう。シーズンはまだまだ始まったばかり。次のホームゲームこそ、勝利を手にして欲しい！ がんばれ、ブリオベッカ浦安！！

ブリオベッカ浦安　公式ホームページ