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【祝・卒業生100頭達成】卒業猫ちゃんの写真展が猫の館MEにて開催中!猫用防災グッズフェアも必見です

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先日、リニューアルして大きな話題を呼んだ『保護ねこカフェ 猫の館ME』(過去記事はこちら)。主に浦安・行徳地域で保護された猫を預かり、預かった猫ちゃんたちはカフェでスタッフとして人と接しながら里親を探す…というスタイルの保護ねこカフェです。新たな家族を見つけて巣立った猫ちゃんは、オープンから3年半でなんと100頭! 100頭の卒業を記念して、今までに卒業した猫ちゃんがラウンジに居た頃の『昔』の写真と、新しい家族といっしょに過ごしている『今』の写真を隣に並べた『今昔写真展』が現在開催中です。オーナーの小倉さんに、お話をお伺いしてきました。

まるで『猫の館ME』の卒業アルバム!


ラウンジに入ってすぐ右手のギャラリースペースに、卒業猫ちゃんたちの展示が大きく貼られています。「『卒業猫ちゃんの今昔写真展をやるので、現在の猫ちゃんの写真を送ってください』って卒業生のご家族にメールをしたら、9割以上のご家族から写真が送られてきたんです!」と嬉しそうに話す、オーナーの小倉さん。左が昔、右が今の写真だそうです。

「とびきり可愛く撮れたのを1枚送ってください!とお願いしたんですが、『選べない!』と5・6枚送ってくださったご家族もいましたね。皆さん、すごく気合を入れて撮ってくださっているんですよ」。どの写真からも、猫ちゃんが新しい家族の元でのびのびと楽しそうに暮らしているのが伝わってきます。『昔』の写真は、ラウンジで撮影したもの。猫ちゃんごとにフォルダ分けをして、たくさんの写真が保存されているのだとか…「送っていただいた写真と、似た写真を探して現像したんです。いやー、大変でした!」。

100頭の猫ちゃんたちの写真を見つめる小倉さんの眼差しは、まるで教え子の卒業アルバムを手にした先生のよう。卒業していった猫ちゃんそれぞれに、たくさん思い出があるのだそうで…

「この『メゾ(旧・墨)』ちゃんは、斜頚といって生まれつき首が曲がっている子でした。ただ曲がってしまっているだけで日常生活に支障はないんですけど、やっぱり家族を見つけるのはちょっと難しいかな…と思っていたんです。でも、うちに来てあっという間に里親さんが決まったの! 里親さんとメゾちゃんの間に、お互いに波長が合うというのかな、ピピッと来るものがあったみたいです。今では先に住んでいたお兄ちゃん猫とも仲良く暮らしていて、まさにシンデレラ・ストーリーでしたね」。


「この『まさはる』君は、イケメンなんだけど全然触らせてくれなくて…触ろうとすると怖くて手が出ちゃう、すっごくビビリな子でした。私も、館のスタッフ達も触れなくって、抱っこなんてもっての他。この子もなかなか家族が見つからないだろうなぁと思っていたら、あるとき『まさはる君いますか?』って訪ねて来てくれたお客様がいたんです。でもまさはるは触れないし、無理かなぁと思っていたら、意外とウマが合って…。でも、最初はやっぱり触らせてくれなかったんですって。ある時、意を決して、もう引っ掻かれてもいい!えいやっ!!と羽交い絞めにしたんですって、そうしたらまさはるが折れた(笑)。もう今ではすっかり普通に触らせてくれる子になったそうですよ」。だから、この抱っこをしているのが『今』の写真なんですね! ステキなエピソード。

今考えても、「この猫ちゃんがこの家族のところへ行って正解だな」と思う。


館に在籍していた期間が重なっている猫ちゃんも多いので、展示を見に来た卒業生同士で盛り上がることも多いのだそうです。「館での思い出話や、うちの子はどうしている、今こんなことで悩んでいる…など、里親さん同士だからこそ尽きない話がありますね。なんだか同窓会みたいな雰囲気ですよ。あとは、『猫ちゃんを引き取れないけど触れ合いたい』と長年通ってくださるお客様もいるんですが、そういう方は『ああ、この子は今こんなお家でこんなに幸せそうに暮らしているんだ』と懐かしく思ってくださいます」。

そう、リニューアルで取材に来たときにサンルームを独り占めしていた「ジョー(旧・イチロー)」君の卒業写真もありました! 知っている猫ちゃんを見つけるのが、こんなに感慨深いものだとは…。

保護猫ちゃんたちが、ここで本当に新しい家族を見つけて卒業していくんだなぁ…と実感します。

「こうして卒業猫たちを見ていると、全員この猫がこの家族のところへ行って良かったなぁと思います。やっぱりフィーリングが合うお家に引き取られていくもので、写真を見てもみんな幸せそうでしょう。保護猫って、辛い目に遭ってきた子たちも少なくないんですけど、そういう子たちがこうして幸せになった姿を展示という形でいっぺんに見ると、この活動を続けてきて良かったと思いますね」。


猫家族を迎えるなら保護施設から」――小倉さんたちがこのキーフレーズを元に活動して、3年半。『猫の館ME』の卒業生たちは、ほとんどが成猫です。引き取り手の多い仔猫ではなく、あえて大人の猫ちゃんの里親探しをしている中での100頭…それは、『猫の館ME』なら自分とフィーリングの合う猫ちゃんを探すことができるということ、そして数々の猫ちゃんとご家族を見てきた小倉さんの存在が、大きいのではないでしょうか。こちらの写真は3月28日まで展示されています。ぜひ、たくさんの猫ちゃんが幸せになった様子を、見に来てください!

物販コーナーでは、猫用の防災グッズフェアが開催中!

毎年3月に開催しているという防災グッズフェア。2011年の東日本大震災や昨年の熊本地震でも、飼い犬・飼い猫の問題は取り沙汰されていました。いざという時、猫ちゃんを守るためにも、防災グッズの購入・見直しを検討してみてはいかがでしょうか。

ポータブルトイレ、家猫だとすぐにわかる目印の首輪、猫ちゃんを運べるキャリーバック、玄関に貼っておくマグネットステッカー…
 
  
「猫家族がいる場合、何を用意しておいたらいいの?」と、スタッフさんに相談してみるのも◎。防災グッズフェアは3月いっぱいまで開催しているそうです。

 
1階に移転して、物販も好調だそうです。冬物はほとんど売れてしまい、そろそろ春夏のものが入荷する予定とのこと。これだけ猫グッズが揃う場所ってなかなかないので、猫好きな方へのプレゼントにもピッタリのものが見つかりますね! 

ギャラリーへ展示を見に、ストアへグッズを探しに、ラウンジへ猫とふれあいに…様々な目的で訪れる方が絶えない『猫の館ME』。猫にちょっとでも関心がある方なら、一度は訪れて欲しいお店です。ぜひ一度、足を運んでみてください。


猫の館ME …浦安市堀江6-9-1 047-720-2222 http://nekonoyakata.me/

〒279-0041 千葉県浦安市堀江6丁目9−1

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