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【防災はじめ】今日も明日も明後日も、浦安を守る。浦安市消防署 その2

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その1の続きです。

パニックになっても、動きを身体が覚えている。

冷静沈着な消防士さんと言えど、火災の現場は私達の想像を超えた非現実の世界…。頭では分かっていても、現場の混乱の中、パニックになってしまうことはありませんか?
高橋さん「そうですね、たくさん訓練を積んでいても隊員も人なので…。混乱した現場では100%冷静になれない時もあると思います。でも、そんな時でも身体が動きをしっかり覚えていて、ちゃんと状況を把握し行動することが出来るんです。」
―身体が動きを覚えている! すごいことですね。
高橋さん「毎日の訓練によるものだと思います。一口に訓練と言いますが、様々な状況を想定して多種多様な訓練を積んでいます。それが身体に染み付いて、どんな状況でも的確に動けるようになっているんだと思います。例えキツクてツライ訓練だったとしても、それが市民の方々の命を守ることに繋がる。欠かさず積み重ねることで現場で100%力を発揮出来るんだと思います!」
 浦安市消防署では市内の消防団とも連携して、年に2回、消防団との合同訓練を実施しています。「現場にマニュアルは通用しない。」という高橋さんのお話どおり、現場の状況はその時々で様々です。どんな状況でも冷静に瞬時に判断できる消防署の方々のお仕事は、体力はもちろん、効率的かつ的確に判断する頭の回転の良さもないと勤まらない、と感じました。

「ありがとう」の瞬間が一番嬉しいです!

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― 「この仕事についてよかった!」と思う瞬間はどんな時ですか?
高橋さん「やっぱり『ありがとう』と言われた時ですね。現場では混乱しているし、当事者の方もそれどころではない事が多いですが、後日、お礼のお手紙をいただいたりするんです。その言葉を聞くと『頑張って良かった!消防士になって良かった!』って思います。あとは、消防訓練で市内の幼稚園や保育園を訪れたときに、子ども達から『かっこいい! 僕も将来、消防士になりたい!』とか言ってもらえると、すごく嬉しいんですよね。」
 満面の笑みでそう話す高橋さん、すごく嬉しそうです。
高橋さん「自分が幼い頃憧れたように、自分もこの子たちの憧れになれたら…そして将来消防士への夢を持ってくれたら、本当に嬉しいです!」
―人の命に真摯に向き合う高橋さんに憧れる子ども達は多いと思いますよ!
高橋さん「そうだと嬉しいです! 上の子は男の子なのですが、消防車は大好きなんですけど、消防士となるとどうか…(汗)。息子の憧れにもなれるよう、頑張りたいですね!」
 実は高橋さん、3歳の男の子と4か月の女の子をもつ、頼もしいお父さんでもあります。
―浦安の子ども達のためにも、これからもよろしくお願いします!
高橋さん「頑張ります!!」

街並みが綺麗で、人が温かい!そんな浦安が大好きです。

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出身は茨城県だという高橋さん。浦安の街並みに憧れて、浦安市の消防署勤務を選んだそうで… 
高橋さん「浦安の街並みは本当にキレイで、もう住んで12年になりますが今でも大好きです。あとは人がとても温かい! 子どもが生まれてから更に感じたのですが、散歩をしているとおじいちゃん・おばあちゃんが話しかけてくれるし、もう3歳になる上の子にもバスに乗っていると『座りますか?』と声をかけてくれたり…。本当に温かい街だなぁって思います。そんな大好きな街だからこそ、全力でこれからも守っていきたいです!」
―ありがとうございました!

 日々の大変な訓練を重ね身体を張って浦安の安全を守ってくれる頼もしい消防署の皆さん。彼らのお陰で、今日も安心して生活が出来ていることを再確認しました。2017年の始まり、一件でも災害を減らせるよう、もう一度自宅や職場の防災を見直しませんか。

※この記事はフリーペーパー「浦安に住みたい!1・2月号」に掲載されたものです。




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