春うらら。今年も春がやってきて、浦安のまちが桜色に染まりはじめました！ 少し軽いコートに替えて、河津桜を愛でに、まち歩きに出かけてみませんか。

河津桜といえばここ！というくらいの名所が高洲中央公園。（関連【お花見情報！】高洲中央公園の河津桜は？？）まず最初に高洲中央公園の紹介です。

広大な芝生広場の向こう、テニスコートと野球場の手前に、桜色の帯が見えてきました。19本の河津桜がそれは見事。

「毎年伊豆のほうより半月遅れて咲きます。今年も例年とほぼ同じで、3月前半は花を楽しめます。河津桜が終わるとソメイヨシノが花開きますよ」と管理事務所の方。河津桜のトンネルが見られるのはここだけ。

桜の蜜を求めて、たくさんのヒヨドリが上手に蜜を吸っています！アクロバットのように器用に蜜を吸うヒヨドリを観察するのも楽しいですよ。

次は境川沿いに元町方面へ。途中、バス停ニッセイ研修センター前に桜が咲いていました！

河津桜かな？と思いましたが、幹にかけられたプレートを読むと「アタミハヤサキ」の説明文。
アタミハヤサキ(熱海早咲き)という品種だそうで、カンザクラと早咲きのオオシマザクラの交配種。3月中旬に、淡紅紫色の花が咲き始めるそうです。少し咲いている花を見ると、小ぶりでふっくら可愛い花でした。

フラワー通りに入る手前からは境川沿い、猫実側の川辺の遊歩道を歩きます。スカイツリーがいい感じに見えてきました。

銭湯の煙突から煙が昇っていて、旧大塚家の河津桜が水面に映りこんでいます。
 
旧大塚家は江戸時代末期に建てられたものと推定される、茅葺きの木造平屋建の建築です。家の中も見学が出来るので、ゆっくり立ち寄るのもお薦め。中庭はいつ訪れても綺麗に掃き清められていて清々しい気持ちになります。

今が満開の河津桜ですが、茅葺きと桜のコントラストが見られるのはここだけ。葉桜もまた趣がありますよ。

http://www.urayasu-kousha.or.jp/bunkazai/index.html

堀江フラワー通りの桜広場も、若い桜ですが満開でした。旧濱野医院の建物といっしょに愛でると、モダンな印象。
 

さて最後に向かったのはイクスピアリにあるリリーポンド・ガーデンです。
今年は例年より早い開花だったようで、バレンタインデーのころから花が開き始めたそうです。緑のやわらかな葉がのぞいていて、それもまた美しい春の景色です。


池の水面に浮かぶ河津桜の花びらと悠然と泳ぐ鴨たちが、一枚の絵画を思わせる美しさ！

いかがでしたか？浦安の河津桜。

季節は春。花から花へのリレーが始まりました！