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家族のもとに帰れるよう地域で見守る!【認知症が原因のはいかいは早期発見と身元確認が大事】

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警察庁の調査によると平成26年中に届出を受理した行方不明者のうち13.3%(10,783人)は、届出人から、認知症又は認知症の疑いにより行方不明になった旨の申出のあった方です。
平成24年が11.8%(9,607人)、平成25年が12.3%(10,322人)となっており、高齢化社会を考えると今後も増加していくと思われます。

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はいかいされている高齢者の方を保護した体験

過去に私自身も、はいかいされている70代くらいの女性に遭遇したことがあります。
歩道があるのに車道脇を歩いているので、危ないと思い声をかけてみると「郵便局はどこ?」と質問をされました。
郵便局近くの自宅に帰りたいとのことでしたが、そこでの土地勘がなかったので色々と質問をしていると、遠い地名ばかりがでてくるので、認知症の方ではないかと気づきました。
すぐに警察の方にきていただき、持ち物を調べてもティッシュや上着しか持っておらず、身元確認になるものが無かったので、交番で調べることになりその女性は警察の方へお任せしました。

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身元がわからない認知症高齢者の方は全国にたくさんおり、各行政では情報公開や対策をおこなっています。
厚生労働省HP⇒身元不明の認知症高齢者等に関する特設サイト

浦安市では支援を行っています

浦安市では身元をすぐに確認できるシールの配布や探知機利用料の助成を行っています。

おまもりシール

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あらかじめ、おまもりシール(お名前シール)を認知症により、はいかいの恐れがある高齢者の方の衣服の内側などにアイロンで貼っておくことで、行方不明となり家に戻れなくなったとき、早期にご本人の身元がわかるようにするものです。また、事前に対象者の情報を、市役所高齢者支援課と浦安警察署生活安全課に登録することで、ご本人の安全とご家族の精神的不安の軽減を図ることを目的としています。

浦安市HPより

対象者は、市内在住のおおむね60歳以上の方で、認知症により、はいかいの恐れのある方です。
ご本人のお名前、ご家族などの連絡先を印字されたシール40枚一組を無料でもらえます。

はいかい高齢者家族支援サービス

はいかい行動のある方にPHSを利用したはいかい探知機を身につけ、行方不明になったときに、その電波をキャッチし、居場所を知らせるシステムの利用者に対し、利用料などの一部を助成します。

浦安市HPより

対象は、市内在住の60歳以上で認知症によるはいかい行動のある方を在宅で介護している介護者(原則として同居で介護をしている方)です。
費用は、1カ月1080円になり、市と協定を締結しているセコム株式会社と探索機の契約が必要となります。

支援を受けるための申請方法や詳細は、下記の浦安市ホームページをご参照ください。

浦安市おまもりシール事業
 ⇒http://www.city.urayasu.lg.jp/fukushi/koureisha/service/1013431.html
はいかい高齢者家族支援サービス
 ⇒http://www.city.urayasu.lg.jp/fukushi/koureisha/service/1001187.html

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