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東西線中野方面・朝の混雑レポートその①~逆側から調査してみた~

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「混雑がひどい」と悪名高い東京メトロ東西線。平成25年の国土交通省の調査では、7:50~8:50の木場→門前仲町間の混雑率は199%と、東京メトロ内ではワースト1。首都圏の鉄道の中でも山手線・京浜東北線に次ぐ総武線と同率3位であり、悪名高いのもうなずける結果となっています。
たびたび東西線関連の記事を書いている筆者は、朝の通勤時間帯は西船橋方面の東西線に乗っているのですが、通勤ラッシュがひどい!…と感じたことはあまりありません。後述の混雑率の目安でいくと150%くらいではないかと思います(総武線・中央線が止まるとかなり人が増えて、200%は超えている気がします)。
東西線の中野方面は混雑する…と言うけれど、実際どのくらい・どこまで混んでいるのでしょうか。

そもそも混雑率とは

日本民営鉄道協会によると、混雑率は「輸送人員÷輸送力」で算出されます。国土交通省では、長期目標として「朝の通勤時間帯の混雑率を150%(楽に新聞が読める)程度にしたい」としているそうです。混雑率の目安は下記のとおり。

100%…定員乗車。座席に座る、つり革・ドア付近の柱につかまることができる。
150%…肩が触れ合う程度で、新聞は読める。
180%…体が触れ合うが、新聞は読める。
200%…体がふれあい、相当な圧迫感がある。しかし、週刊誌ならなんとか読める。
250%…電車が揺れるたびに、身体が斜めになって身動きできない。手も動かせない。
image49[1]
  イラスト:国土交通省鉄道局HPより

浦安駅が最も混雑するのは7:30~8:30

浦安駅の駅員さんにお伺いしたところ、浦安駅が一番混むのは朝の7時半~8時半の間とのこと。朝が7時半から混んでいる、というのはちょっと意外でした(みなさん朝が早い!)。 そこで、今回は浦安駅を7時半に出る電車から調べることにしました。

西船橋方面の電車から、中野方面の電車をチェック

7:36 中野発の東西線・中ほどの車両に乗車し、反対側の混雑率を見ていきます。混雑率は上記を参照し、目視で判断しました。
  ~九段下  うらやましくなるくらい空いています。余裕で座れそう。西船橋方面のほうが混んでいます。
7:54 竹橋   座席は埋まり、つり革も7割程埋まっている。混雑率90%程度
7:58 大手町  竹橋よりやや人が多い。混雑率100%程度
7:59 日本橋  ドア付近がかなり混雑している。混雑率150%程度
8:00 茅場町  日本橋よりも人が増え、見た目で密度が高い。混雑率180%程度
8:04 門前仲町 さらに増え、すし詰めまでは行かないまでも乗っている方はかなりきつそう。混雑率190%程度
8:08 東陽町  門前仲町と同様に混んでいるが、ここから乗車する方も。混雑率190%程度
8:10 南砂町  東陽町同様。乗る方も多い。混雑率190%程度
 *快速に乗ったため、地上区間は目視できず。西葛西・葛西のホームには大勢の人が並んでいました。
8:15 浦安   混雑率180%程度。さらにここからたくさんの人が乗るのか…
※各駅でチェックした電車の浦安駅発車時刻の目安を下のグラフにまとめました。たとえば、最初の7:54竹橋の電車は、7:33に浦安を出た電車です。(混雑などで遅延している場合もあるため、目安です)
東西線時間2

茅場町を過ぎるとそれなりに混雑は和らぐ。九段下を過ぎれば座れる。

朝の通勤時間帯では、茅場町~九段下の都心部で大多数の乗客が降りるため、そこまでは我慢しなければならない…というのが現状です。
東西線では、混雑緩和のために「早起きキャンペーン」など様々な施策を行っています。また、以前の記事でもお伝えしたとおり大規模工事を行っている最中です(→東西線、混雑緩和を目指して大規模改良工事中!)。こうした施策の効果が出て、東西線ユーザーの通勤が少しでも楽になることを切に願います。

東西線の混雑状況については、また視点を変えてレポートしてみたいと思います。




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