2007年に北栄にオープンした「Conclave コンクラーベ」が2013年に「ワイン食堂 Conclave コンクラーベ」となって明海に移転してきてから、早いものでもうすぐ二年。

オープン当時からのファンに加えて、シェフの作る料理の大ファンになった新しいお客さんも増え、連日にぎわう人気レストラン「ワイン食堂コンクラーベ」で、今日は浦安ランチです。
　

北栄の「コンクラーベ」のころ提供されていたメインディッシュランチコースが9月から復活したというので、迷わずに メインBコース に。
　

そしてちょっと贅沢気分を味わいたくて、おまかせ前菜3種を＋300円で6種にしてもらいました。

店長の石直さんに前菜の説明をしてもらい、至福のランチの始まり！

右上から時計回りに ・ワカモレ　・かぼちゃとバゲットのサラダ　・さつま芋とクリームチーズにノルウェー産スモーク鯖の取り合わせ　・トマトとモッツァレラのカプレーゼ　・枝豆と豚肉のミートボール
そして真ん中は 百年前のレシピで作るお肉のパテ～シュールージュのマリネを添えて。
以上前菜6種。

前菜ひとつひとつを味わいながら、さすがだなと思わせるシェフの食材の組み合わせと味のハーモニーにうなりながらランチを楽しむ幸せ。

これこれ！逸品の 百年前のレシピで作るお肉のパテ。下に敷かれたレッドキャベツのマリネといっしょに、少しずつ口に運びます。
このパテは豚の背脂を使わずに、豚肉、ピスタチオとレバー、アプリコットなどで焼かれているので、脂っこくなくて、味に深みのあるパテ。

今回初めていただく 枝豆と豚肉のミートボール。枝豆をミートボールに加えるアイデア、これいただきました！

お皿に、前菜一品一品に合わせて調味されたオイルとビネガーが残っているのがわかりますか？その料理に最適の調味をしていらっしゃるシェフのこだわりがうかがえます。

いよいよメイン。お肉かお魚か迷いましたが、ビビットカラーのお魚料理にしました。
真鯛のオーブン焼き～パプリカのソース  ローストアーモンドを散らして

じゃが芋の上にローストされた真鯛の大きい切り身！まずパプリカソースを味わいます。

パプリカの風味とほの甘さと酸味が調和しておいしいソースです。あれ？お塩を加えてない？
「ソースにはお塩を加えてないです」とシェフ。それでパプリカの風味が生きているのだと納得。
添えられた人参ローストも切っていただきます。人参の旨みが凝縮されていて、人参ってこんなに濃厚な味わいだったのかとびっくり。
しっかりした味の人参ローストとパプリカソースとアーモンドを、ふわっとちょうどよい焼き加減にローストされた真鯛といっしょにいただき、残ったソースはじゃが芋にからませて、おいしくメインを完食。お魚って、真鯛って、やっぱりおいしいです！

プチ贅沢ランチの最後はデザートと飲み物。オレンジのババロアとエスプレッソを注文しました。
　
もちろんこれも大満足。

「ワイン食堂コンクラーベ」のランチは土日祝日も同じ価格で提供されているので、家族や友人とワインを注文して、ちょっと贅沢な休日ランチを楽しむのもお薦めです。

ランチコースもいろいろアレンジできるので、ぜひスタッフの方や店長の石直さんに聞いてみてください。
　
「グラスワインは7~8種類、ボトルも30種類以上揃えています。リストにないワインもありますから、ぜひ僕たちに聞いてください」と石直さん。頼もしいです！
今日はメインBコースを楽しみましたが、パスタAコースも大満足。運がいいと、ことこと煮込んだカレーも選べますよ。
　

「レストランで働けなくてもいい、とにかくフランスに住みたい！」とフランスのレストランにたくさんの手紙を送り、ノルマンディーのレストランからのオファーで渡仏。ノルマンディーに一年半滞在して、料理の技術というより、食材の組み合わせや食材や料理をどうやって食べるのかといったことを多く学んだのだと、熱く語ってくださったシェフの中島さん。

アルザス料理もスペイン料理も、フランスで出会った下宿先や街角のビストロやバーの料理も大好きだとも話してくださいました。
「僕、お客さんには食べ終わってお腹がいっぱいになってもらいたいんです。なんか物足りないなという気持ちで帰ってほしくないんです。ビストロみたいに、素朴でほっとする料理を気軽に楽しみに来てもらいたいです」というシェフの言葉に大きく頷いたのでした。

お腹もこころもいっぱいになった、満足ランチ＠ワイン食堂 Conclabe コンクラーベ  …浦安市明海4-2-4

店長の石直さんのブログです。
http://ameblo.jp/wineshokudou-conclave/